2020年7月17日金曜日

PCの大幅パワーアップ


じゃーん。買いました。2TBのM.2 NVMeのSSDです。
お値段は3万円をちょっと切る程度。SATAとNVMeで価格差はほぼありませんでした。
SSD、まだまだ高いですが、一昔前に比べて大幅に容量が増えました。

本体はこんな感じ。SSDとしては珍しく、コントローラーの上にステッカーが貼られてなく、丸見えになっています。銀色の大きなチップがSilicon Motion製のコントローラー。中央の小さな黒いチップがキャッシュメモリで、左側の大きな黒いチップが64層3D NAND TLCフラッシュメモリ。


それから、このようなヒートシンクも付いてきました。薄っぺらいですが、これでも多少の放熱効果はあるとのこと。私はまだ使っていませんが...


外箱、本体、ヒートシンク以外には付属品は全くありません。誰も読まない説明書や、扱いに困る保証書などは入っていません。(本当に新品が届いたのか、中古品を掴まされたのではないかと不安になってしまった...)

取り付けた感想ですが、多少は速くなった...ような気がします。SSDからSSDへの移行なのでどうしても速度差が実感しにくいのと、同時にメモリ増設を行ったことや、CPUが動作のボトルネックになっていることもあり、SSDの換装による速度向上効果を実感できていないのが正直なところです。

それよりも、ストレージの空き容量不足が解消された点が一番大きいかな。以前は256GBのSSDを使用していましたが、常に空き容量が20GB以下、ピーク時は空き容量が10GBを切っていたので、非常に使い勝手が悪かったんです。今回、2TBのSSDに移行したことで、何をしても使い切れないくらいの潤沢なストレージを手に入れられました。生産性がとても上がりそう。
今のところ、2TBのうち300GB程度しか使えていません。とりあえず、別のHDDに移してあった写真とかゲームとか、買ってから全然遊んでなかったスッチムゲーとかを入れておきました。

それから、メモリ増設もやりました。
私が使っている富士通SH75/C3は最大12GBのメモリを搭載できますが、メーカー推奨容量をガン無視して人柱になる覚悟で、思い切って32GBのメモリを購入しました。


買ったのは、TranscendのDDR4-2666 32GBx1 SO-DIMMという規格の製品。Amazonで15000円程度と、容量にしてはかなりのお買い得価格。メモリの容量単価もだいぶ下がった印象です。

取り付けると、DDR4-2400として動作しました。マザーボードにはんだ付けされている4GBと合わせて、合計で36GBが利用可能になりました。
メーカー推奨容量を大幅に超えているので動作するか本当に不安でしたが、今のところ不具合もなく安定動作しています。



36GBもメモリがあっても、実際のところ殆ど使いきることはできていません。そこでWindows君が気を利かせているのか、メモリに多くのデータをキャッシュしてくれています(SuperFetch / SysMain)。
これによる効果か分かりませんが、体感上ストレージへのアクセスが非常に少ない気がします。というか、ほとんどアクセスがない。かなり快適です。

PCの増強を終えて、重いゲームとかで色々遊んでみましたが、ストレージやメモリなどによるボトルネックが完全に解消し、CPUがボトルネックになりましたCPUの性能をフルに使い切れる状態となりました。
...ゲームをしていてCPU使用率100%に張り付くことが非常に多いんですよね。メモリに空きがあり、ストレージへのアクセスも少ないにもかかわらず、です。
ボトルネックを解消してCPUの利用効率を高めることが今回の目的だったので、目的は十分に果たせましたが、それと同時に、Core i5-8250Uの性能限界を実感することになりました。

今後機会があれば、高性能なデスクトップPCの自作にもチャレンジしてみたいです。
それから...中古でもいいのでThinkPad欲しいなあ。トラックポイントとか打ちやすいキーボードとかに憧れています。なかなか買う機会がないですが...。

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