ヨドバシで、とある物を買ってきました。
じゃーん!何の変哲もないレンズキャップです。
左のが古いレンズキャップ。右側が今回購入した新しいレンズキャップ。
普段使い(の予定)のEF28-105mm F3.5-4.5 USMに装着!
横から見るとこんな感じ。モダンな雰囲気になりました。
このレンズキャップに交換した大きな理由は、「つまみやすくなったから」。
以前のレンズキャップは両端をつまんで付け外しする必要があり、レンズフードとの相性が良くありませんでした。今回購入したレンズキャップは中央部分がつまめるので、レンズフードを付けた状態でもより簡単にレンズキャップを着脱できるようになりました。
それ以外にも、単純に見た目の良さが気に入ったのも大きな理由です。キヤノンロゴが少し小さくなりましたが、全体のデザインがすごく良くて気に入っています。
2019年8月24日土曜日
2019年8月4日日曜日
フィルムカメラ納め
今まで、EOS 3000Nと共に長きに渡って写真を撮影してきましたが、今日をもってこのカメラでの撮影は終わりです。
やはり、発売から20年の月日が経ち、各所にガタが出てきたこと、それからフィルムカメラを使う上でのランニングコストの高さがネックになってしまいました。
■カメラ紹介: EOS 3000N
EOS 3000Nは名機と呼べるカメラではありませんが、使い勝手がきわめて良好で、エントリー機としては必要十分な機能と性能を備えています。
一眼レフとしては非常に安い価格帯のもので、コストダウンされている点も多く見受けられます。ですが、腐ってもEOSです。EFマウントを介して様々なレンズを取り付けられますし、アクセサリーシューにスピードライトなどを搭載することももちろん可能。機材と腕次第で可能性は無限大に広がります。
機能面では、カメラ任せの各種自動露出モードから、Tv、Av、M、A-DEPといったおなじみの露出モードまで色々搭載しているほか、AEB、多重露出までほんと色々搭載しています。初心者のみならず、すっかり上位機種に慣れきったプロの人でも楽しめるんじゃないかというカメラです。
コストダウンされてるな~という点に関しては、まずファインダーです。ペンタダハミラー(プリズム不使用)なのはもはや当たり前ですが、視野率が90%しかないです。デジタルならまだしもフィルムですから、ファインダーがケチられてるのはちょっと痛い。
また、AFモードを自分で切り替えることができません。基本はAIフォーカスAFで、被写体を追尾するかしないかはカメラが勝手に判断します。ここぞというときに追尾してくれないのが惜しいです。
あとはシャッターくらいかな。シャッター速度の範囲は1/2000秒から30秒まで、X=1/90、バルブ撮影も可能です。シャッター速度が最高1/2000秒でシンクロ速度が1/90秒という点から、シャッターに関しては結構手が抜かれていそうです。
まあ、ISO50くらいの低感度フィルムを使うなり、NDフィルターを使うなりすれば、明るいところで開放絞りを使うようなシチュエーションでも撮影はできそうですが...。
全体を通してみると、まあうまくできてるカメラだなぁという感想です。キヤノンさんはどの部分で手を抜くか、どの部分は力を入れるか、といったことが本当に分かってる。
■経年劣化と今後
カメラの中で最も劣化しやすいのはウレタンでできてる部分。アレ、加水分解によってデロデロのネチョネチョのベッタベタになってしまうので曲者です。
EOSシリーズでよく困るのはシャッター幕のダンパーですが、この機種に関しては大丈夫そう。ただ、グリップ部分がボロボロになったり、電池ボックス内のウレタン製のシートが加水分解でデロデロになってたりと、劣化は着実に進行しています。
また、このカメラにはデートバックが搭載されていますが、シャッターを切っても日付を書き込んでくれないことが多発しました。電池を交換しても直らないので、デートバックの使用は中止することになりました。
あとは、なんか知らんけど巻き戻しに関して挙動が怪しいです。撮影後のフィルムを巻き戻させると、普通はフィルムが完全にパトローネに引き戻されるはずなんですが、最近のこのカメラはフィルムのベロがはみ出た状態で巻き戻しが終わります。なんでだろー。
プロ仕様のカメラでは、わざとフィルムのベロをはみ出させるようにして巻き戻せるものもあるのかもしれません。でもこのカメラにそんな機能はついてなかったはず...?
想定外の挙動をするのは不安要素としては非常に大きいです。
今後再びフィルムカメラを始めるときは、おそらくEOS-1vなどのフラッグシップな銀塩EOSを中古で購入することになると思います。ただ、現時点では新しいデジタル一眼レフが欲しいこと、フィルムカメラに割ける予算は1円もないことなどから、フィルムカメラを続ける予定は現時点ではありません。
ちなみに次に買うデジタル一眼レフはざっくりと決めていて...。今使っているレンズはそのままに、ボディだけ新たに購入する予定になっています。
思い切り奮発してフルサイズを買うか、余裕を持ってAPS-Cを買い、余ったお金でレンズやスピードライトをそろえるか...。非常に迷っているところですが、とにかくお金が足りません。貯金の必要がありますね...!
■おわりに
EOS 3000Nを本格的に使い始めたのは私が中学1年生だったころ。親から譲り受けた形ですが、6年間ほど相棒として活用し、写真を楽しんできました。私の手元に来る前は、母親が主に使っていました。幼少期の私の写真もこのカメラで撮られていたりしますね...!
20年モノのカメラですが、本当に20年という長い期間に渡って数々の思い出を残してきたカメラになると思います。すごいっ!
今後は実家もしくは私の自宅で厳重に保管されることになると思います。
やはり、発売から20年の月日が経ち、各所にガタが出てきたこと、それからフィルムカメラを使う上でのランニングコストの高さがネックになってしまいました。
■カメラ紹介: EOS 3000N
EOS 3000Nは名機と呼べるカメラではありませんが、使い勝手がきわめて良好で、エントリー機としては必要十分な機能と性能を備えています。
一眼レフとしては非常に安い価格帯のもので、コストダウンされている点も多く見受けられます。ですが、腐ってもEOSです。EFマウントを介して様々なレンズを取り付けられますし、アクセサリーシューにスピードライトなどを搭載することももちろん可能。機材と腕次第で可能性は無限大に広がります。
機能面では、カメラ任せの各種自動露出モードから、Tv、Av、M、A-DEPといったおなじみの露出モードまで色々搭載しているほか、AEB、多重露出までほんと色々搭載しています。初心者のみならず、すっかり上位機種に慣れきったプロの人でも楽しめるんじゃないかというカメラです。
コストダウンされてるな~という点に関しては、まずファインダーです。ペンタダハミラー(プリズム不使用)なのはもはや当たり前ですが、視野率が90%しかないです。デジタルならまだしもフィルムですから、ファインダーがケチられてるのはちょっと痛い。
また、AFモードを自分で切り替えることができません。基本はAIフォーカスAFで、被写体を追尾するかしないかはカメラが勝手に判断します。ここぞというときに追尾してくれないのが惜しいです。
あとはシャッターくらいかな。シャッター速度の範囲は1/2000秒から30秒まで、X=1/90、バルブ撮影も可能です。シャッター速度が最高1/2000秒でシンクロ速度が1/90秒という点から、シャッターに関しては結構手が抜かれていそうです。
まあ、ISO50くらいの低感度フィルムを使うなり、NDフィルターを使うなりすれば、明るいところで開放絞りを使うようなシチュエーションでも撮影はできそうですが...。
全体を通してみると、まあうまくできてるカメラだなぁという感想です。キヤノンさんはどの部分で手を抜くか、どの部分は力を入れるか、といったことが本当に分かってる。
■経年劣化と今後
カメラの中で最も劣化しやすいのはウレタンでできてる部分。アレ、加水分解によってデロデロのネチョネチョのベッタベタになってしまうので曲者です。
EOSシリーズでよく困るのはシャッター幕のダンパーですが、この機種に関しては大丈夫そう。ただ、グリップ部分がボロボロになったり、電池ボックス内のウレタン製のシートが加水分解でデロデロになってたりと、劣化は着実に進行しています。
また、このカメラにはデートバックが搭載されていますが、シャッターを切っても日付を書き込んでくれないことが多発しました。電池を交換しても直らないので、デートバックの使用は中止することになりました。
あとは、なんか知らんけど巻き戻しに関して挙動が怪しいです。撮影後のフィルムを巻き戻させると、普通はフィルムが完全にパトローネに引き戻されるはずなんですが、最近のこのカメラはフィルムのベロがはみ出た状態で巻き戻しが終わります。なんでだろー。
プロ仕様のカメラでは、わざとフィルムのベロをはみ出させるようにして巻き戻せるものもあるのかもしれません。でもこのカメラにそんな機能はついてなかったはず...?
想定外の挙動をするのは不安要素としては非常に大きいです。
今後再びフィルムカメラを始めるときは、おそらくEOS-1vなどのフラッグシップな銀塩EOSを中古で購入することになると思います。ただ、現時点では新しいデジタル一眼レフが欲しいこと、フィルムカメラに割ける予算は1円もないことなどから、フィルムカメラを続ける予定は現時点ではありません。
ちなみに次に買うデジタル一眼レフはざっくりと決めていて...。今使っているレンズはそのままに、ボディだけ新たに購入する予定になっています。
思い切り奮発してフルサイズを買うか、余裕を持ってAPS-Cを買い、余ったお金でレンズやスピードライトをそろえるか...。非常に迷っているところですが、とにかくお金が足りません。貯金の必要がありますね...!
■おわりに
EOS 3000Nを本格的に使い始めたのは私が中学1年生だったころ。親から譲り受けた形ですが、6年間ほど相棒として活用し、写真を楽しんできました。私の手元に来る前は、母親が主に使っていました。幼少期の私の写真もこのカメラで撮られていたりしますね...!
20年モノのカメラですが、本当に20年という長い期間に渡って数々の思い出を残してきたカメラになると思います。すごいっ!
今後は実家もしくは私の自宅で厳重に保管されることになると思います。
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