2021年4月11日日曜日

普通車教習ではじめてマニュアル車に乗ってみたレポート

たかみやです。
普通車MT免許の取得を目指して先月から自動車学校に通っていますが、3月中は教習所が繁忙期だったようで、全く教習を受けることができませんでした。
今日になってようやく、初めての実車教習を受けることができたので、ブログに軽くまとめたいと思います。

■自分のスペックなど
車の教習は人によって進み具合の遅い早いがあると思うので、参考までに自分の情報も書いておきます。
・年齢: 20歳
・所持免許: なし
・運転経験: なし(私有地含め)
・車への興味: 若干あり
ちなみに頭の回転が遅く、咄嗟の反応が鈍く、マルチタスクはかなり苦手。
ODテストの結果は2Dでした(読み方わからんが...)。

■乗車から発進まで
初めての実車教習ということもあり、MT車が普段止まっている場所だったり、荷物の載せ方、前方と後方の安全確認などを教わり、車内に乗り込みました。
荷物を載せるのは左側の後部座席で、車の近くを通る時は車の後ろではなく前を通ることなど、細かいですが教習所内での決まり事などを確認。
車内では教習を受けるスケジュールなどを話し合ったり、軽い雑談をした後、いよいよ車の操作に入っていきます。
シート位置の調整や、ミラーの角度調整なども教わりながら、クラッチ操作、シフト操作、パーキングブレーキの操作についておさらいしました。

その後、教官から「自分で運転するのと運転の様子を見るのはどっちが良いか」と聞かれます。早く運転したかったので、自分で運転するほうを選びました。自信はなく、心臓がどっきどきです。

イメージトレーニングした通りに、「ブレーキを緩め、アクセルを煽って、半クラッチを入れて...」とするわけですが、これが難しいのなんの。

まずアクセル。ちょんと軽く踏むだけでも、ブオーンと威勢よく吹き上がってしまいます。教官から「それは回しすぎ」と注意されますが、なかなかうまく調整できず苦労。
それからクラッチですが、半クラッチに入れること自体は難しい事ではないのですが、そこから滑らかにクラッチを繋ぐのが難しいというのが一つ。また、足の感覚だけでは半クラッチに入ったかどうかよくわからず、クラッチを早く繋げすぎちゃうことも。

それが合わさった結果、ブオンブオンと脈打つようなエンジン音をけたたましく鳴らし、ギクシャクギクシャクとぎこちなく加減速を繰り返して発進する、という有様になってしまいました。

とはいっても、最初からMT車をちゃんと発進させられる自信は全くなかったので、車がこうして動いてくれただけでもすごく感動してしまいました。

■コース走行
初日では、発進と停止だけをひたすら練習するのかと思っていましたが、コースの外周も軽く走ってみることになりました。
まずは1速に入れたまま、外周を20km/h程度で流します。このシフトポジションでは非常にトルクフルな走りをしますが、同時にアクセル操作に対して加速度が非常にシビアに反応してしまうため、ギクシャクとした走りになってしまい、運転が難しいと感じてしまいます。

そこで「2速に入れてみよう」と指示を受けます。クラッチを踏み、2速に入れて戻す。加速チェンジでは、クラッチの操作が多少雑でもスムーズに繋げちゃいます。
2速では、アクセルを少しくらい強く踏んでしまっても、1速の時ほどギクシャクした走りにはなりません。シフトポジションによってアクセル操作はこんなに変わるんだなあという感じです。

2速に入れたまま坂を登ったり、今度は1速で坂を下りたり、前を走るほかの教習車についていったり、コース内の色々なところを走って、最後に駐車場内で低速域での走行を練習して終わりです。

■初エンスト
駐車場内で発進と停止の練習をしていたところ、クラッチを早く繋げすぎてしまいエンストしてしまいました。エンストは実はこれが初めて。意外にもエンストの時の衝撃や振動は小さく、車内が静かになってしまって初めて「あ、エンストしたのか~」と気づく、そんな感じです。
慣れるまでは、MT車でのエンストについては通過儀礼だと捉えていたので、特に慌てることもなかったです。クラッチとブレーキを踏んでエンジンを再始動して、教官が指示する場所に車を停めました。
その後の駐車は、教官にお任せ。まだ低速域で確実に速度を調整できない段階なので、駐車を任せるのは危険だと思われたのかも。もっと上手かったら駐車もさせてもらえたんかなあ。

こんな感じで、初回の教習は無事に車を動かせてとても楽しかったです。

■レビュー
今回気づいたことはいくつかあります。
まず、実際に自分が運転をしてみると、他人が運転するとき以上に、車の体感速度は速く感じてしまいます。そのために焦りも生じ、余裕を持った視界確認や運転操作ができないということ。

また、カーブでうまくハンドルを切れなかった時に、ついブレーキではなくアクセルを踏もうとし、危険な操作をしたとして教官に注意されたこと。車を安全に動かすことよりも、エンストをなんとか回避したいという意識が働いたのかな?と思うんですが、人間は焦ると正常な判断ができないということをよく理解しました。アクセルとブレーキの踏み間違えはよく事故の原因にもなりますが、無意識のうちに踏み間違える以外にも、こうした判断の誤りによって踏み間違えるケースもあるのではないかと気づきました。

そのほか、ペダル操作については事前にある程度イメージトレーニングをしていたのでなんとかなりましたが、ハンドル操作は練習が足りず、ぎこちなさについて指摘されました。なかなか練習が難しいんですよね。いい練習方法があれば教えてください。


というわけで、今回はこの辺で終わりです。
まだまだ初めてなので今後もスムーズに進めるのかは分かりませんが、できれば今後も教習を受けた体験などをブログに残していけたらなと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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