2021年5月16日日曜日

普通車教習で仮免試験に一発合格してきたレポート

こんにちは。たかみやです。
先月、普通車教習ではじめてマニュアル車に乗ってみたレポートという記事を書きました。それから約1ヶ月、ようやく仮運転免許が取得できたので、第一段階の教習から修了検定までの流れを書いてみたいと思います。

■第一段階の教習の振り返り
第一段階では、所内で基礎的な運転技術を身につけ、路上に出るための仮免許を取得することが目標になっています。第一段階の教習の難関ポイントとしては、S字、クランクなどの狭路の走行、坂道発進あたりが鉄板だといわれています。
わたしの場合ですが、クランクと坂道発進は、第一段階を終えるまで一度もまだ失敗したことがないです。ですが、S字の通行では何度か失敗しました。日によって成功する日もあれば失敗する日もあり...という状況。
そして、それ以上に教官から指摘されたのは、交差点の通行や左折です。交差点の通行速度が速く、特に徐行すべき状況で速度が作れていないという点が一つ。それから左折時の巻き込み確認が遅く、「あなたは巻き込み確認の動作をしたふりをしているだけで、それは巻き込み確認になっていない」という指摘を耳にたこができるほど頂きました。みきわめ前にも、みきわめでも、修了検定でも言われました。
人によって苦手な点は色々あると思いますが、わたしの場合、右左折や進路変更時の安全確認が最も苦手としているようです。これらの項目が教習課題に入ってきてから、上達が止まってしまい、スランプに入ってしまったような感じがあります。
運転中の危険予知は得意なほうだと思っていたのですが、どうも安全確認の仕方というのがしっかりと身につかず苦労してしまっている感じがあり、さらに安全確認の不足を何度も教官に指摘されているうちに疑心暗鬼になってしまい、必要ない場所の安全確認を行ってしまい、一つ一つの動作が稚拙になってしまっていた節があります。

■修了検定の振り返り
第一段階の項目を終了して仮免許を取得するために、指定自動車教習所内で行う技能試験のことを、修了検定と呼びます。ちなみに、本免許を取得するときに受けるのは卒業検定といいます。
この修了検定は結構落ちる人も多くヤバいと聞いていたので、すごくビクビクして、過度に緊張しながら受けました。
検定内容は説明するまでも無いですが、100点を持ち点とした減点方式で、70点未満で不合格であること、運転操作にミスがあれば、そのミスの重大性に応じた点数が減点されていくこと、大事故に繋がりかねない致命的なミスがあれば一発で検定が中止され、点数の如何によらず不合格となること、などがその概要です。
わたしの場合、かなり過度に緊張して受けていたので、クラッチを踏む足がガタガタし、きちんとクラッチを繋げず、終始不安な気持ちで受けていました。クラッチをずっと踏んでいるのがキツかったので、交差点で止まるたびにニュートラルに入れていましたが、途中一度だけローギアに入れることができず、発進に手間取ってしまいました。エンストも1回してしまったし、左折時の巻き込み確認もスムーズにできず減点されています。
ですが、結果は一発合格でした。噂に聞いていたとおり「脱輪しなければ受かる」「検定中止にならなければ大体受かってる」などの話は本当なんだろうなあ、と思いました。

■学科試験の振り返り
学科試験は実はほとんど苦労していません。効果測定も5回受けて4回合格ラインに達していましたし、その割に学科の授業は話すら聞いていなかったし......。特段勉強していたわけではないですが、高校の時から暇さえあればスマホのアプリで原付学科とか普通車仮免の学科とか解いて遊んでた時期があったので、たぶんそのせいだと思います。まあ、普通はちゃんと真面目に学科試験の勉強しといたほうがいいと思います。
学科教習ですが、集中力があるなら真面目に聞いた方が良いと思います。教官がたまにさらっと超重要なこと喋ったりするので、それ覚えるだけで難しい問題が一気に簡単に解けるようになったりします。でも、はっきり言って学科教習はつまらないし、退屈するし、話聞くだけだし、演習とかないし。学科を1時間受けるより自主勉強を30分やるほうが試験対策としては手応えがあるように感じました。
なので、学科は1日に4コマとかまとめて適当に受けて、あとは効果測定受けたり苦手分野を自分で対策したり、そんな感じで学科試験をクリアしました。
効果測定より本番の問題のほうが簡単だったりもするので、効果測定に1回落ちたくらいで心配しなくていいと思います。傾向と対策を掴むことと、一度間違えた問題をもう一度間違えたりしないように復習することに注意したほうがいいと思います。

■余談
GW明けから生活リズムが崩壊して、いわゆる五月病みたいな状態になっていました。そんな状態だったので、みきわめにも修了試験にも、徹夜明けで一睡もしていないというエクストリームなコンディションで挑んでしまいました。学科教習の第1教程「運転者の心得」では、過労運転をしてはならないということが教えられますが、わたしはその過労運転を教官の目の前で2度もやってしまったことになります。そんな追い詰められている状況のわたしでさえ、みきわめにも修了検定にも一発で受かってしまったので、まあこれから修了検定を受ける人は、極度に怖がることはないんじゃないかなあと思います。普段通りの運転をいかにこなせるかが合格への鍵です。あと、睡眠はきちんと取ることをおすすめします。いやマジで。

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