表題の通り、600EX-RTを買いました。中古で3万円でお釣りが出る金額です。新品の430EX III-RTと大差ない金額です。
このフラッシュを選んだ一番の理由は防塵防滴に対応していること。フラッシュ本体はもちろん、アクセサリーシューにも防滴部材が搭載されており、雨に打たれても多少は安心できるとの思いから選びました。
あとはデザイン。大きい方がかっこいいかなって。
スマホで適当に撮ったので雑ですが、EOS 6D Mark IIに搭載するとこうなります。結構ゴツくなっちゃいました。そして非常に重い...。片手だけで持っていると手首の関節がやられてしまいそう。
現行の600EX II-RTとの大きな違いは付属品です。初代の600EX-RTにはバウンスアダプターが付属しておらず、純正オプションも用意されていません。また、カラーフィルターがフィルム式で扱いにくいです。現行の600EX II-RTではカラーフィルターがハードタイプに変更されており、大幅に扱いやすくなっています。撮影地で急いでフィルターを着脱するシーンなどを想定すると、カラーフィルターはハードタイプのほうが便利そうです。
現行品との差額は非常に大きいですが、使い勝手の差も非常に大きいです。予算上現行品が購入できるのであれば、現行の600EX II-RTの購入を強くオススメします。
クリップオンフラッシュを使用することで、写真表現の幅が広がります。作例写真を少し撮ってきました。
これは福岡市中心部のとある建物です。一見綺麗に撮れているようにも見えますが、建物の正面がややアンダー気味になっています。
そこで、フラッシュを焚いて建物の正面を明るくしてあげます。
フラッシュにカラーフィルターをかぶせて色温度を補正した上で、フラッシュを焚いて建物の正面を明るくしています。こうすることで建物を自然に明るくすることができます。
撮影にあたっては、背景の露出がオーバーやアンダーにならないように調整しています。特に背景が露出アンダーになると、典型的な「素人のフラッシュ写真」になってしまい、撮影結果が悲惨なことになります。ISO感度を上げたりスローシンクロで撮影することで、背景を適正露出にもっていきます。今回は手持ち撮影なのでISO2500まで感度を上げています。
なお、カラーフィルターを使わないとこうなります。フラッシュの光が当たっている部分とそうでない部分で色が異なります。非常に不自然です。
カラーフィルターの重要性がお分かりいただけるかと思います。
今回はフラッシュを買った初日の撮影結果ということで、日中シンクロやスローシンクロなどの作例はご用意できていません。(はじめて使うクリップオンフラッシュに苦戦していたというのもあります...)
機会があれば、作例をご紹介しつつフラッシュの使用方法について解説する記事も書いてみたいと思います。
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